「 馬力−回転数 推定計算 プログラム 」 の使用法
本プログラムは、4/4出力(PS)とその回転数(rpm)を基準とし、各出力に対する
回転数やトルク等の推定計算を行うものです。
計算方法の説明
機関出力(負荷)P は回転数 N のα乗に比例すると仮定、即ち P=K・Nα とし、
Kの値は 4/4出力時のK値一定として計算します。つまり 4/4出力とその回転数
を基準とし、各出力に対する回転数とトルク等の計算を実施します。
この仮定において、主機メーカーは α=3.0 を採用しているところが一般的です
が、α=3.0 以外を採用しているところもあります。(外国メーカーに比較的多い)
対象主機のメーカーが採用している α値が分かれば、その値をαの入力欄に
入力し、不明の場合は既定値の 3.0 をそのまま使用して下さい。
入力方法の説明
1.入力欄は白色で示されているので、白色欄にのみ入力して下さい。着色欄は計
算結果表示用なので、入力しないで下さい。(誤って入力しても問題はない)
2.赤字項目欄には必ず入力し、黒字項目欄には入力しなくても構いません。
3.”1.計算条件の設定” に入力したら、「呼称計算の実行」ボタンをクリックします。
”2.呼称出力に対する計算”欄に計算結果が表示されます。
4.”3.任意計算” の左側の表は、任意入力された出力に対する回転数を計算し、
右側の表は、任意入力された回転数に対する出力を計算します。白色欄に任意
の値を入力後、「任意計算の実行」ボタンをクリックして下さい。
5.計算表で使用している用語等の意味は次の通りです。
最大出力時の回転数(参考値):カタログ等に記載の値を入力。計算値と比較
するための単なる参孝値です。
最大出力時の回転数(計算値):最大出力に対し、P=K・Nα 式から求めたN値。
上記参考値も同式で求められているなら、
計算値=参孝値となります。
4/4 トルク一定出力 : トルクを4/4出力時のトルク一定とした場合の出力。
最大トルク一定出力: トルクを最大出力時のトルク一定とした場合の出力。
6.本計算書を印刷するときは、ツールバーの「ファイル」−「ページ設定」にて下記
の設定をして下さい。頁のずれを生じるときは、余白の設定を変えて下さい。
印刷の向き: 縦 余白: 左; 25 右; 10 上; 20 下; 10